MCP Server

AI(Claude Code / Cursor / Claude Desktop)が UI コードを書くとき、karakuri のデザイントークンとコンポーネントのルールを自動的に守らせるためのローカルサーバーです。接続するだけでルールが注入され、AI は正しい import・正しい Props・トークンのみのスタイリングでコードを書き、 提出前に自分で機械検証します。
llms.txt(ファイル参照方式)については AI Guide をご覧ください。

Claude Code — 1 コマンド導入・ clone も npm install も不要
claude plugin marketplace add karakuri-ai/design-system && claude plugin install karakuri-design@karakuri

MCP 接続・スキル・エージェントがすべてのプロジェクトで使えるようになります。 新しいセッションで /mcp に karakuri-design ✔ connected が出れば完了です。更新は claude plugin update karakuri-design@karakuri。

社内開発者向け:private リポジトリのため GitHub の SSH 鍵(または gh auth login)が必要です。 Cursor・Claude Desktop などは下の「その他のエージェント」を参照してください。

llms.txt との違い

ファイルを読ませる方式(llms.txt)の限界を、実行可能なツールで解決します。

llms.txt(従来)MCP(本サーバー)
AI が読みに行かないと効果なし接続するだけでルールが自動注入される
2,000 行超を常にコンテキストに積む必要な情報だけをその場で照会(高速・低コスト)
ルール順守は AI の「良心」頼みvalidate_code が機械的に違反を検出・修正案を提示
「#12B886 ってどのトークン?」に答えられない値からの逆引き(suggest_tokens)に対応
トークン変更のたびに手動更新リポジトリの最新データを起動時に自動反映

AI Kit(スキル・エージェント)

上の 1 コマンドで MCP と一緒に導入されるスキル(Agent Skills 形式)とエージェントです。

名前用途
karakuri-setupプロジェクトへの導入(パッケージ・Tailwind・MCP 登録)を自動実行。設定済み項目はスキップ(冪等)
apply-design複数画面の一括作成など大型 UI 作業のワークフロー。画面分解 → 画面ごとに照会・作成・validate 0 件 → 一括報告
karakuri-designUI を書くときに自動で適用されるワークフロー規則(照会 → トークンのみで作成 → validate 0 件)。上の CLAUDE.md 追記と同内容
design-agentClaude Code 専用。画面リストを渡すと照会 → 作成 → 検証 → 配置まで自律で一括実行するエージェント(デザインルール内蔵)

日常の UI 作成でスキルを呼ぶ必要はありません(MCP と karakuri-design スキルが自動で働きます)。 明示的に呼ぶのは「プロジェクトの初回セットアップ」と「多画面一括などの大型作業」のときだけです。 Claude Code では /karakuri-design:karakuri-setup のようにプラグイン名付きで呼び出します。

その他のエージェント(手動セットアップ)

Cursor・Claude Desktop などプラグインを使わない環境向けです。Claude Code の方は上の 1 コマンドで完了しているため、この手順は不要です。

1

リポジトリを clone

ビルド済みファイルを直接実行するため、npm install は不要です。

git clone git@github.com:karakuri-ai/design-system.git
2

MCP 設定に登録

Cursor は .cursor/mcp.json、Claude Desktop は 設定 → Developer → MCP サーバー に以下を登録し、ツールを再起動 → 初回接続を承認すれば完了です。

{
  "mcpServers": {
    "karakuri-design": {
      "command": "node",
      "args": ["<cloneした場所>/design-system/mcp/dist/index.js"]
    }
  }
}

常駐サーバーはありません(セッションごとに自動起動・自動終了)。スキルも使う場合は ai-kit/skills/ 以下を各ツールの skills ディレクトリにコピーします。

+

推奨:プロジェクトの CLAUDE.md に追記

接続だけでもルールは注入されますが、以下を追記すると AI が照会 → 作成 → 検証のワークフローを確実に守ります(Cursor は .cursorrules に同内容)。 プラグイン導入済みの Claude Code では、同じ規則を持つ karakuri-design スキルが自動で適用されるため、追記は不要です。

example.tsx
## KARAKURI Design System(MCP)

- UI コードを書く前に必ず karakuri-design MCP でコンポーネント・トークンを照会する
  (list_components / get_component / search_tokens)
- 生値(hex カラー・px・ms)を書く前に suggest_tokens で最近接トークンを確認する
- コード作成後は validate_code を実行し、エラー 0 件になるまで修正してから提示する
- トークン外の値はユーザー確認後にのみ /* ds-ignore(rule-id): 理由 */ 付きで使用する

Tools

AI が内部で使う照会・検証ツール群です。利用者が直接呼ぶ必要はありません。

search_tokens / get_token

トークンの検索・照会。日本語・韓国語クエリ対応。light/dark 値とクラス名を返す。

suggest_tokens

生値(#FF5733・13px・250ms)から最近接トークンを提案。色は知覚色差(OKLab)で計算。

list_components / get_component

37 コンポーネントのカタログと Props・variants・サイズ・import 文。

get_component_examples

機械検証済みの JSX サンプル。import 文までそのまま使える。

get_layout_pattern

レスポンシブレイアウトのレシピ(4/8/12 カラムグリッド・セクション構成)。

validate_code

Self-Check 10 項目の機械検証。違反箇所・修正案(日本語)を返し、0 件まで反復。

get_guidelines

ホワイトリスト・禁止パターン・ダークモード等のルール原文を取得。

create_prototype(プロンプト)

照会 → 作成 → 検証 0 件までのワークフローを強制するプロトタイプ一括生成。

リソース 3 種

ルール要約・トークン一覧・コンポーネントカタログを常時参照可能。

使用イメージ

普段どおり AI に依頼するだけです。裏側で MCP が働きます。

あなた:「ログインフォームを作って」

AI(内部動作):
 1. list_components   → Field / Input / Button を発見
 2. get_component     → Props・サイズ仕様・import 文を取得
 3. get_layout_pattern → フォームレイアウトを取得
 4. コードを作成(トークンのホワイトリスト内のみ)
 5. validate_code     → 違反があれば修正 → 0 件になるまで反復
 6. 完成コードを提示

こんな使い方も

  • 「この色 #FF5733 に一番近いトークンは?」
  • 「このファイル、違反がないかチェックして」
  • 「13px ってどのクラス?」→ text-sm
  • 「テーブルとページネーションある?」(日本語 OK)

validate_code の出力例

example.tsx
{
  "valid": false,
  "summary": "3 violations (3 error, 0 warning)",
  "violations": [
    {
      "rule": "no-raw-colors", "severity": "error", "line": 5,
      "found": "bg-blue-500",
      "message": "Raw Tailwind カラーは禁止。セマンティックトークンのみ使用してください。",
      "suggestion": "bg-info または bg-secondary"
    },
    {
      "rule": "no-arbitrary-values", "severity": "error", "line": 5,
      "found": "p-[17px]",
      "message": "任意値([ ])は禁止(レイアウト寸法 h-[]/w-[] のみ許可)。",
      "suggestion": "p-4 が最近接トークン"
    },
    {
      "rule": "icon-size-classes", "severity": "error", "line": 8,
      "found": "w-4 h-4",
      "message": "アイコンサイズは w/h ではなく icon-* クラスを使用してください。",
      "suggestion": "icon-sm"
    }
  ]
}

ご利用にあたって(重要)

本ツールは「デザインシステムの規則を守らせる」ための支援ツールであり、その判断を 100% 信頼できるものではありません。 機械検証が保証するのはトークン・コンポーネントの規則準拠までです。

用途の目安:デザインプロトタイプ・簡単な機能デザイン・デモプロジェクトでは有用ですが、実際にお客様が使う重要なプロジェクトでは、必ずデザイナーのレビューのもとで進めてください。

画面ごと・状況ごとにどの UI が適切かという最終的なデザイン判断は、デザイナーに委ねます。迷った場合はデザイナーへの確認を優先してください。

Security

npm サプライチェーン攻撃(2026-08 Shai-Hulud)を踏まえ、利用者の端末に攻撃面を増やさない設計です。

設計意味
npm install 不要利用者側で依存パッケージのインストールが発生しない = サプライチェーン攻撃の入口がない
ローカル stdio 実行ネットワークポートを開かない。外部通信もしない
読み取り専用トークン・ソースコードを一切変更しない
社内製・社内 Git 配布コードは全て社内でレビュー可能
開発側も依存最小lockfile 固定・インストールフック無効化・依存 5 個のみ

一般論として、MCP サーバー = 端末上で動くプログラムです。出所不明のサードパーティ製 MCP を安易にインストールしないでください。 本サーバーはその代替として社内標準を提供するものです。

FAQ

Q. データ(トークン・コンポーネント)が更新されたら?

A. design-system を git pull するだけです。再設定・再ビルドは不要で、起動時に最新データを自動反映します。

Q. AI の応答が遅くなりませんか?

A. むしろ軽くなります。全ドキュメントを読み込ませる必要がなく、必要な情報だけをその場で照会するためです。

Q. MCP が落ちたら開発できなくなりますか?

A. なりません。接続がない場合、AI は通常どおり動作します(デザインシステムの自動順守が効かなくなるだけです)。

Q. 独自の色やサイズをどうしても使いたい場合は?

A. AI が「トークン外の値です」と確認を求めてきます。承認すると ds-ignore コメント付きで適用され、意図的な例外として記録されます。

Q. デザインシステム未導入のプロジェクトでも使えますか?

A. 照会・検証は可能です。生成コードを実際に動かす段階で npm install @karakuri-ui/react @karakuri-ui/tokens が必要になります。

社内利用について

本サーバーは karakuri チーム内部の開発効率化を目的としたツールです。npm には公開されず、社内 Git リポジトリからのみ提供されます。提供データ(Props・トークン値)は ソースコードとの一致を CI 相当の検証(verify-drift)で保証しています。